TOEIC L&R パート1~超お手軽独学術と、絶対回避なこととは?~

TOEIC講座

ここで紹介する勉強方法は、私が600点台から700点台にスコアアップした時に実践していたもので、今でも手軽に、手ぶらで、日常生活の中で意識していることです。

また、パート1の出来に直結する、試験開始直前で「絶対に回避すべき」(しかし、どうしてもなってしまいがちな)心理状況(=リラックスし過ぎ)を紹介しましたので、要注意ポイントとしてチェックしましょう。

TOEIC L&R パート1とは?

「パート1」と言うだけに、その日の試験の最初に出題されるリスニング問題です。

joji
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この「最初の出題問題」というところがポイントです。エンジンをキチンとかけて臨みたいところなのですが……

問題用紙には一問に対して一つの写真が掲載されています。

選択肢として4つの英語の短文が再生されますので、写真の状況を最も適切に表現している選択肢を選ぶことで正解となります。

写真はというと、風景写真をはじめ、室内の様子や建物の外観等が代表的です。

このパート、最初だからと言って、決して侮れません。

joji
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聞き取りづらく感じるイギリス英語だったり、聞きなれない英単語が使われていることも。

こうした問題に対応するには、語彙力強化だったり、繰り返しのリスニング勉強は当たり前ですが、さらにそこにちょっとした工夫を入れた経験を紹介します。

「写真で一言」勉強法

日常的に目にするポスターや写真を、自ら英語で説明してみてください。

joji
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すなわち、頭の中で英文を組み立てて、ポスターの内容を表現してみましょう。

名付けて「写真で一言」勉強法。(大喜利バラエティ番組「ipponグランプリ」の企画が由来です)

私は、この勉強方法をかなり重宝しているのですが、「スキマ時間」を活用して、「自分で英語を組み立てる習慣」が身につくと同時に、「出題傾向に沿った短文に慣れる」ことが出来るメリットがあります。

joji
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教材での勉強を通じて大体どんな英文が選択肢として出題されるのか、自分なりに特徴を見つけてから実践すると効果倍増です。

例えば、電車の中でビールの中吊り広告を見るとします。

“A man is holding a can of beer.”

“Some people are chatting and drinking alcohol.”

こんな短文を繰り返し組み立て、英語を使った状況分析をマスターしましょう。

joji
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実際のTOEICパート1の選択肢の英文もこのくらいの長さです。一つのポスターでなるべく多くの英文を作ってみましょう。

こうした、「写真で一言」の説明を英語で組み立てる力を付けられると同時に、パート1のスコアアップも期待できます。

本番直前でやってはいけないこと

リラックスすることで、緊張がほぐれて頭の中がクリアになることは認めますが、試験直前のひと時は「適度な緊張」を保つことを意識してみてください。

すなわち、リラックスし過ぎはやってはいけません

ここでは、私の失敗談から得た教訓を紹介します。

joji
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これからTOEICを受ける人は少しでも注意するポイントとして覚えていただき、経験者の方は共感して頂けると幸いです。

試験当日は会場にて本番前の復習として教材に目を通す等、一時は「頭の体操」状態を簡単に維持することができます。

一方で、試験開始直前の時間帯では、不要な物を鞄にしまってからリスニングテスト開始まで相当な時間を要します

その時間とは……「スマホ等を鞄にしまう」→「試験官による注意事項説明」→「問題・解答シートの配布」→「テスト音声の再生」→「名前等の記入」→「少し時間余る」→「試験問題の英語での説明」→「パート1開始」という、実に事務的なステップです。

実は、私はこの時間でボーっとしてしまうことがよくありました。

ちょうど試験会場の雰囲気にも慣れてきて、緊張感も解ける時間帯です。

あまりに気を抜いてしまい、パート1開始直前になって頭のネジを巻き戻しきれずに、一問目の選択肢を集中して聞き取れなかった失敗がありました。

joji
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リスニング問題なので、再生されれば否応なしに問題は進みますから、それはもう焦ります。

それからは、とにかく試験の注意事項の説明内容に耳を傾けることや、天井を見上げて深呼吸する等、「適度な緊張」を保とうとしています。

この「適度な緊張」を維持して最初の問題に取り掛かり、自信持って解答することでいいスタートダッシュを切ることができます

皆さんなりの試験開始直前の過ごし方をぜひ発見してみてください。

まとめ

今回は、「写真で一言」勉強法と、開始直前で「なってはならない心理状態=リラックスし過ぎ」を紹介しました。

教材の反復勉強は前提として、少しでもこれらのポイントを勉強や本番対策に取り入れてもらうとうれしいです。

最初の問題だと思って侮らず、いいスタートダッシュを切れることを祈願して本記事を〆たいと思います。

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