「日常会話ぐらい英語でしゃべれるようになりたいけど、忙しくて時間がない」「英会話が苦手でどうしても続かない」と悩んでいる社会人の皆さんは少なくないのではないでしょうか?
そんな皆さんにおススメしたい独学方法。それは、毎日の小さな習慣で英語を組み立てられるようになること。特に、日々の出来事を振り返る「日記」を使った学習法は、英語力を伸ばすためにとても効果的な方法なんです。
今回の記事では、英語を頭の中で自然に組み立てられるようになるための「日記習慣」を紹介します。

日常の出来事を英語で振り返ることで、英語力を無理なく、自分のペースでアップできる独学方法ですよ。
なぜ、日記習慣?
なぜ「日記を書くこと」が英語学習に効果的なのでしょうか?
それは、英語を学ぶときに最も重要なのは「英語で物事を考える力」を養うことが出来るためです。
例えば、日本語で「今日は上司から質問を受けてうまく答えられなかったな」と思うとき、この「思考」は日本語で行われていますよね。ですが、英語で話すときには、この「思考」を英語に置き換えて、瞬時に伝える必要があります。
ここで役立つのが「英語日記を作ること」です。
日記を英語で書く習慣をつけることで、毎日少しずつ英語を使って物事を考え、表現する力を高めていけます。日々の出来事を振り返るとき、自然と「今日何があったか?」を英語で考えるようになります。
この練習を続けることで、頭の中で英語を組み立てるスピードがアップし、英会話にも自信が持てるようになります。
日記習慣の方法とは?
では、実際にどうやって「英語で日記」を書く習慣を作るのでしょうか?難しいことは一切ありません。毎日のちょっとした隙間時間に、頭の中で英語で「今日何があった?」を振り返るだけでOKなんです。

例えば、帰宅途中に頭の中で自問自答しながら、今日の出来事を英語で整理するというものです。たとえば、こんなふうに考えます。
「あー、今日の会議でプレゼンテーションに関する質疑応答に満足に答えられなかったな。最近、忙しくて練習の時間をまともに取れなかったのが原因だ」と、日々であり得る反省を、頭の中で英語にしてみます。英語で考えるとき、最初は短い文でも大丈夫です。
“Oh, I couldn’t answer my boss’s question well today. I realized that I couldn’t secure enough practice time because of the busy work.”
こんな感じが理想ですが、最初はもっとシンプルな内容でも問題ありません。“My boss’s question was difficult! I have to practice!”と別の表現でもいいでしょう。
この方法のポイントは、「日々の出来事を英語で考える」ことです。毎日少しずつ英語を使う習慣をつけることで、英語で考え、表現する力が自然に身についていきます。
頭でつぶやいた日記を書き起こす
この「日記習慣」は、英語を使って物事を考える力を高めることを目的にしています。
一方、つぶやいた「英語の日記」を頭の中だけでは終わらせず、実際にスマホやパソコンでその内容を書き起こすことをおすすめします。
この「書き起こし」作業が非常に効果的です。

と言うのも、まずは単純に、英語をスマホやパソコンにタイピングするスピードが上がることは、大きなメリットになります。何気ない日常の日記一つですら、スキル獲得の糸口になるでしょう。SNSやビジネスでのやり取りも増えている現代では、英語でメッセージを送ることも多くなっています。
さらに、翻訳アプリを使って、自分が書いた英文が正しいかどうかを確認することもできます。
例えば、Google翻訳やDeepLなどを使って、自分の書いた文章をチェックしましょう。これにより、文法や語順が正しいかを確認でき、間違いを修正しながら学べます。
最初は間違えても気にせず、どんどん書いていきましょう。失敗から学べることがたくさんありますよ。
表現力を広げてくれるビジネス英語教材
英語を頭の中で組み立てるにしても「そもそも英語の表現を学びたいです!」と言う社会人の方も多いと思いますし、かく言う私もそうです。
そこで、社会人の皆さんが独学するため、強い味方になってくれるであろうビジネス英語・英会話を指南する教材をこちらの記事で紹介してみました。
海外業務未経験者の30代社会人の筆者が海外を相手に英語で渡り合えるよう、独学のお供になった教材から、3つの書籍を厳選!初心者の皆さんが、効率よく効果的に英語力を引き上げるため、敢えてタイプの異なる書籍を抜粋して、それぞれのメリットとデメリットを紹介しました。
海外経験豊富な著者たちによる、実用性の高い英語表現を吸収することが出来る教材をレビューしてみましたので、是非ご参考に!
まとめ
今回は「英語独学習慣」の一つとして、日記習慣を紹介しました。
何気ない日々の出来事を振り返りを英語で実践することで、英語で物事を考える力を鍛えることができます。特に、帰宅中に頭の中で自問自答しながら「今日何があった?」を英語で考える習慣は、時間を無駄にせず、効率的に英語力をアップさせる方法です。
最初は短い文から始めて、徐々に内容を増やしていきましょう。この習慣を続けることで、気づいたときには英語が自然に頭の中で組み立てることに慣れ、会話やプレゼンでも自信を持って英語を使えるようになりますよ。
さらに、スマホやパソコンで日記を書き起こすことで、タイピングスピードを上げられるし、翻訳アプリを活用すれば文法力を向上させることができます。
忙しい毎日の中でも、この小さな習慣を積み重ねることで、確実に英語力を伸ばしていけます。あなたも、今日から「今日は何があった?」を英語で振り返る習慣を始めてみましょう!
コメント