日常会話レベルの英語力を手に入れる独学術!~他己紹介編~

独学講座

「日常会話ぐらい英語でしゃべれるようになりたいけど、忙しくて時間がない」と悩んでいる社会人の皆さんは少なくないのではないでしょうか?

joji
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正直、英会話スクールの料金も安いわけではありません。

そんな皆さんに日常の中で少し意識することで、英語を自ら組み立てられるようになる習慣を紹介してみました。今回は通勤中や休み時間といったスキマ時間でも出来る、あなたの英語で色々な人を紹介してみよう、という他己紹介の習慣です。

シンプルですが、その人の印象や見た目といった情報をインプットし、英語で説明・アウトプットするというスキルを養うことがメリットです。

お手軽英語習慣「他己紹介習慣」とは?

家族や友達、同僚といった知り合いを第三者に紹介する行為を、俗に「他己紹介」と言います。

例えば、英語しか話せない外国人から「今度、君の一番仲の良い友達のことを教えてよ。」(英語で言えば”I’d like to know about your best friend. Please introduce me next time!”)と尋ねられたとします。

警戒する必要なない、温和で友好的、だけど圧が強めのこの外国人に、あなたは親友をどう紹介しますか?

これは単に一例で、親友でなくても、家族や仕事仲間、今あなたの横に立っている見知らぬ他人でさえも、英語で他己紹介してみましょう。

敢えて「自己紹介」では無く「他己紹介」をお勧めしたいのは、インプットした情報を英語でアウトプットする力を養うことが重要だからです。

joji
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しかも、その情報は活字化されたものではなく、あなたが受け取った印象・イメージを英語で表現することに意義があります。

この独学方法は、私自身が過去に経験した英語レッスンを参考にしています。

そのレッスンでは、二人の受講生が英会話の中でお互いに自己紹介し合い、先生に英語で相手の方がどんな人物なのか紹介するカリキュラムがありました。

すなわち他己紹介をする行為です。

joji
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その人について知ったこと(インプットしたこと)を頭で英語に組み立て直してアウトプットする練習が一つになった、素晴らしいレッスン内容でした。

なお、他己紹介などの習慣を取り入れる上で、重要なのは英語の口パク発音仕組みです。

こうしたアドバイスはこちらの記事に載せていますので、併せて参考にしてみてください。

他己紹介で意識すべきポイント

では、具体的にどんな他己紹介を、頭の中で作り上るのでしょう?

もちろん正解はないのですが、過去の研修での注意点と実際に誰かを紹介する時を思い起こし、こちらを意識ポイントとしてまとめました。

2-1. 文法の三人称単数形を守る

他己紹介とは第三者について紹介するので、例えば”He likes music and plays guitar.”のように三人称単数”s”が動詞にくっつくことは、初歩的な知識として理解できると思います。

しかし、実際に外国人とコミュニケーションを取る際、慣れていないと過去形すら意識できずにただ単語を並べるだけになってしまう人は少なくありません。

joji
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実際に話そうとすると、緊張して細かい文法ルールなんてすっぽ抜けるもので、過去の研修の際、生徒たち皆が何度も注意されていたことです。

どうしても緊張するのは仕方がないとは思いますが、こうした時も正しい文法で英語を話せるように、三人称単数のルールを守るように意識してください。

joji
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実際、外人はみんなこのルールを守っているし、細かいけど基本的なことなので、キチンと守れていないといい印象を与えることは出来ません

2-2. ”who” “what” “what kind of / like”を説明しよう!

何を話せばいいのか迷ってしまい、いい他己紹介文を思いつくことが出来ない人もいるかと思います。

そうしたときは、紹介したい人について、「誰なの?」「何をしている(した)人なの?」「どんな人なの?」を意識するため、5w1hのうち”who”、”what”や”what kind of “を説明するようにしてみてください。

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これくらいの情報ならすぐに思いつくと思いますし、始めは難しく考えずに短文でも大丈夫です。

慣れてくれば、より具体的に他己紹介ができるので、内容に深みが出ます。

また、その人に対する自分の印象などのあなたが感じた意見を入れても、内容がより豊かな他己紹介文が出来るでしょう。

joji
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事実のみを羅列して挙げるだけでは、単に実況しているだけに止まってしまい、その説明内容に対する自分の考えが含まれることはありません。

実践してみよう

ここで、上に挙げたポイントを押さえて、私の場合の他己紹介を2つ紹介します。

1つ目は、私の高校の時の友人の例です。

彼は、高校の時から気さくな性格の持ち主で、同級生皆から好かれるような人物です。

大人になってからは酒が大好物で、立派な下っ腹をこさえており、今でもいい飲み友達です。

……と紹介したいとした時、頭の中で組み立てる英文はこんな感じになりました。

joji
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誰なの?」「何をしている(した)人なの?」「どんな人なの?」を意識して他己紹介してみました。

who: His name is 〇〇 who is my friend and know each other since when we were high school students.

what kind of: He is full of humor and liked by every schoolmate.

what, what kind of: At present, he has a lot of liquors and good-sized belly, also he is my favorite drinking friend at same.

他愛の無い話題でも、実際に英語にするには十分なボリュームなのは分かっていただけると思います。

2つ目は、たまに電車の中で目にする若いサラリーマンの他己紹介です。

名前も知らない、会話したこともない、赤の他人でもこの他己紹介習慣は有効であり、こうして「いつでもどこでもできる、日常的な習慣」として紹介しています。

joji
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密かに周りの環境を利用し倒すことに醍醐味があります。

今回は、私自身の意見も加えた紹介文にまとめてみました。

who: In front of me, a man wearing a white shirt, putting a blue tie is sitting on a seat.
what kind of: Although looks so sleepy, this man is trying to do some work by using his small laptop.

what: I imagine that he is a serious and hard working businessman.

opinion: Anyway, this situation is good for him because he could find a vacant seat in such a crowded train.

こうして、私の人間関係ベースでは、対照的な人物2名を紹介してみました。

joji
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よく知る幼馴染と、全くの赤の他人の例です。どちらがいいかは人それぞれですが、私は、後者の方が即効性のある英語を鍛え、英語脳を磨くことが出来るかと思います。

ポイントを押さえ、このくらいの短文にチャレンジしてみることをお勧めします。

表現力を広げてくれるビジネス英語教材

英語を頭の中で組み立てるにしても「そもそも英語の表現を学びたいです!」と言う社会人の方はいますか?

joji
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かく言う私もそう言う人です。

そこで、社会人の皆さんが独学するため、強い味方になってくれるであろうビジネス英語・英会話を指南する教材をこちらの記事で紹介してみました。

社会人からの英語脳|
海外未経験の筆者が、ビジネス英会話力を爆上げ

海外経験豊富な著者たちによる、実用性の高い英語表現を吸収することが出来る教材をレビューしてみましたので、是非ご参考に!

まとめ

自己紹介とは違い他己紹介では、第三者すなわち自分以外の情報を発信しなければなりません。

その人物の情報を、あなたなりにインプットして、あなたなりのアウトプットをする必要があり、こうした習慣が英語脳を習得するための一手段になります。

こうしたちょっとした習慣を日常的に身に付けることで、皆さんの英語力がアップすることを祈願し、この記事を〆たいと思います。

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