日常会話レベルの英語力を手に入れる独学術!~日常英訳編~

独学講座

「日常会話ぐらい英語でしゃべれるようになりたいけど、忙しくて時間がない」と悩んでいる社会人の皆さんは少なくないのではないでしょうか?

joji
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正直、英会話スクールの料金も安いわけではありません。

そんな皆さんにおススメしたい独学方法。それは、毎日の小さな習慣で英語を組み立てられるようになること。

今回紹介したいその独学方法とは、日常的に目にする和文の「英訳習慣」です。

「英訳習慣」とは?

皆さんが日常的に触れる日本語を、自分なりに頭の中で英語化してみようという日常的な習慣です。

joji
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教材は中吊り広告、街の看板、新聞等、無限に存在すると言っていいでしょう。

例えば、隣に日本語が通じない外国人がいると仮定します。

その人は、あなたの家にホームステイに来た外国人で、あなたは日本をガイドしなくてはなりません。

その外国人は、普段からあなたにベッタリ「あれはなんて書いてある?これはどういう意味?」”What’s this meaning?” “What is written down there?” と、なんでも興味津々に聞いてきます。

その時に、頭の中の外国人にイチイチ教えてあげるように、日本語を英訳することを習慣づけてみます。

なお、参考書や問題集などの勉強方法と組み合わせることで重要ですので、教材勉強も忘れずに。

joji
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教材からインプットしたことを、自分なりにアウトプットしてみようとする習慣として、この英訳習慣を実践していきましょう。

今回、この「英訳習慣」は、基本編として「まんま英訳」応用編として「要約英訳」の2つのパターンを紹介します。

「英訳習慣」のメリット

メリットを挙げればキリがないのですが、まずは、やはり膨大な量の翻訳材料です。

その膨大なボリュームから、「問題集を中心とした勉強」のデメリットを補ってくれることでしょう。 

というのも、この「問題集を中心とした勉強」は私が強く推している独学方法ですが、一冊を数多く反復していると自然と解答を覚えてしまうデメリットがあります。

joji
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具体的な解答までは覚えていなくても、一度読んだ問題文の内容は、「あー、こんな問題あったな」と、頭の片隅には残ってしまいます。

対して、「日常的に見る日本語」というルールさえ守れば、身の回りのものをいくらでも利用できます

また、別のメリットとして、目にする日本語を何度も英訳しようとすることで、自分が得意な英語表現にたどり着くことが出来ます。

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得意とまではいかなくても、「あれ?さっきも、この構文を使ったな」や「この単語、よく使うな」等と発見し、自分の癖が分かってきます。

私の場合、この習慣をスタートして、関係代名詞”which”や”who”や、”Also”や”In this case”等のクッション的な単語を積極的に使うことが、自分でも多いように感じます。

こうして、翻訳材料の圧倒的なボリュームと、繰り返し英訳することで、自分の得意な英語表現を見つけることができる、これが最大のメリットです。

基本編「まんま英訳」

では、具体的にどうやって実践していくべきでしょうか。

まずは「まんま英訳」の習慣です。

 文字通り、日本語を読んだ通りに英訳する習慣です。

広告やポスター等で見かける比較的に短文の和文を自分なりに英訳してみましょう。

joji
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なお、同じ意味の和文と英文が併記されている看板やポスターもありますが、これはこれで、模範解答だと思って、文脈を観察してみるのもありです。

たとえば、私が普段使っている電車や駅にはこんな日本語が散りばめられています。

街中の看板だと「理想のお住まいがきっと見つかる。」、駅の構内には「雨天時は、床が滑りやすくなっていますので、十分注意してご通行ください。」

こうした短文を、教材として英訳してみましょう。

ちなみに、この2つの短文をその場で頭の中で英訳するとしら、こんな感じでしょうか?

中吊り広告: “Definitely, you can find your ideal house.” “Let us help to seek your only-one residence.”
駅構内の注意喚起: “Please watch your step because of the wet floor when it rains.”

なお、これらは私なりの英訳文です。

joji
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語彙力が高い方は「滑りやすい床」=” Slippery floor”と英訳してみるのも一つの手です。最初、私はこの英単語は出てきませんでした……。

前の章にも書いたとおり、この習慣の極意は、自分なりの得意な英訳スタイルを見つけてみることです。

是非アレンジ英訳にトライしてみてください。

応用編「要約英訳」

次は、少し難易度は高いですが、「すなわちこの文面は何を伝えたいのか」を英語で組み立てる習慣です。

名付けて「要約英訳」

新聞やネットの記事や雑誌のコラムなどをサラリと読み、その内容を要約してみましょう。

コツとして、要約したい記事・コラムは「結論→理由→具体例→結論」という順番でまとめることです。

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この順番は、「PREP法」というプレゼンテーション手法を参考にしています。特に、英語圏の方々と仕事をする際には、非常に重要な手法になるでしょう。

この要約スキルを英訳に応用することで、あなた自身で英語を組み立て、伝わる力を養ってみましょう。

今回の例として、こちらの記事の一部を「要約英訳」してみました。

この記事は、この「社会人からの英語脳」の一つで、「英語の独学に、音読習慣を取り入れることのメリット」を主に紹介している記事です。

「結論」:“If you are learning English by yourself, an oral reading is essential.”
「理由」:”Because this method can help you to upgrade your English skill related to reading, listening and speaking.”
「具体例」”For example, if you get into an oral reading habit, you will be able to understand English sentences without reading repeatedly. So once you have reached this stage, you will be able to read sentences faster.”
「結論」”In conclusion, for this reason, you should try an oral reading practice.”

この内容が記事の全てではありませんが、要約してみるとこのような例文になります。(おそらくは、もっといい表現方法はあるかと思います。まだまだ勉強中ですね。)

こうして、「要約習慣」にチャレンジすることで、伝えたいことを英語で端的にまとめるスキルをゲットしてみましょう。

表現力を広げてくれるビジネス英語教材

英語を頭の中で組み立てるにしても「そもそも英語の表現を学びたいです!」と言う社会人の方はいますか?

joji
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かく言う私もそう言う人です。

そこで、社会人の皆さんが独学するため、強い味方になってくれるであろうビジネス英語・英会話を指南する教材をこちらの記事で紹介してみました。

社会人からの英語脳|
海外未経験の筆者が、ビジネス英会話力を爆上げ

海外経験豊富な著者たちによる、実用性の高い英語表現を吸収することが出来る教材をレビューしてみましたので、是非ご参考に!

まとめ

身の回りの日本語を頭の中で英訳してみる、という習慣はその手軽さから、いつでもどこでも手ぶらでも実践できる習慣です。

この記事で紹介したのは……
・頭の中で英語を組み立てられるように、身の回りの日本語を頭の中で英訳してみよう!
・繰り返し膨大な量の和文を英訳することで、得意な表現方法を見つけることが出来る!
・「まんま英訳」で、得意な英訳スタイルを模索しよう!
・「要約英訳」で、書類の端的にまとめるスキルアップにトライ!

です。

みなさんが英訳習慣を身につけ、英語脳を獲得できることを祈念し、本記事を〆たいと思います。

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